2016年02月06日
私は車を運転する時は素足で運転しています。
もう30年近く素足運転です。
それは靴を脱ぐと楽だからです。乗り物に乗っても長時間乗る時は靴を脱ぎます。
本当に楽ですよ。
ところで素足運転は安全運転に非常に効果があります。
まず、素足ですから非常に敏感にペタルを感じることが出来ます。
だから、アクセルペタルやブレーキペタルを確実に正確に踏むことができます。
40年ほど前、まだ免許取り立てのころ、ブレーキペタルを踏んだら滑ってブレーキを踏み外した事があります。
当時はまだブレーキには倍力装置など付いていませんでしたからかなりの力でペタルを踏む必要がありました。
そしてら靴底が滑って床を踏んでしまったのです。危うく前の車にぶつかりそうになりました。
これが裸足なら絶対に踏み外したりしません。
しかし、なぜか世間では素足運転は危険だと言われているようです、不思議です。
なぜ、危険か? その理由の一つに力いっぱいブレーキを踏んだ時に足が痛いから踏めない、事が理由になっているようです。
でも、そんなバカなことがあるでしょうか。
ブレーキペタルが尖っていたり細い棒のような形状だったらそんなこともあるでしょうが、あの板状の形状ですよ。
あの形状の板の上に素足で乗って立ち上がっても痛くはないと思います。つまり体重を支える程度の力でブレーキペタルを踏んでも痛くはないと言うことです。
実は運転中にブレーキの倍力装置が故障した経験があります。(40年以上、運転しているのでいろんな事がありました)
その時は腰が浮き上がるほど強くブレーキを踏まないと車は止まりませんでした。もちろんその時も素足でしたが足は痛くありませんでした。
(でも、びっくりしました。その直前くらいからなんとなくブレーキのききが悪いなと感じていたら、ぐんぐんブレーキがきかなくなり、こりゃまずいと思って夢中でブレーキを踏んで車を止めました。怖かったです。でも交通量の少ない平坦な道だったので助かりました)
つまり、素足でブレーキペタルを足が出せるだけの力で踏んでも足の裏が痛いなどということは起こらないのです。
さらにもっと利点があります。
実は最近、なんと、アクセルとブレーキを踏み間違えてしまったのです。
自分で踏み間違えるまでは、そんなもの踏み間違えるか!!、と思っていましたが、踏み間違えるもんですねえ。
足が定位置にある時は踏み間違いなど起こらないのです。
でも足って常に同じ状態にしておくと疲れます。だから時々動かしています。たぶん、無意識に動かしていると思います。
その動かしている時にブレーキを踏む必要が発生した場合に踏み間違いが起きます。一瞬、ブレーキがどっちだったかわからなくなるんです。
これは、たぶん、誰にでも起きる事だと思います。
問題はいかに早く踏み間違いに気付くかです。
ニュースなどで、店の中に車が突っ込んでくる映像を時々見かけますが、あの場合、踏み間違いに数秒は気が付いていないんだと思います。
ただ、私の場合は一瞬で踏み間違いに気が付き、すぐに踏み直しましたから、何事も起きませんでした。
これは、素足だったからよかったのだと思います。
道を歩いていて、何か柔らかいものを踏んだら思わずそれを避けようとします。
足の裏に予測していた感触と違う感触があったら、一瞬で反射が警告を出すのです。
そんな事、意識していなくても反射的にそうなってしまいます。
それほどに人間のからだってよく出来ているのです。
ブレーキペタルを踏むつもりでアクセルペタルを踏んでしまった時も同じ事が起きたのだろうと思います。
足の裏はブレーキペタルの感触がある事を予測していたはずです。しかし、実際は予測とは違う感触があったために、反射がなにか違うと警告を出したのだと思います。
それで一瞬で踏み間違いに気づく事ができました。
もし、これが靴を履いていたらどうだったでしょう。
靴の上からではブレーキペタルの感触とアクセルペタルの感触は区別出来ません。
どちらを踏んでも同じように感じます。
もちろん、ペタルの感触以外の情報からでも踏み間違いに気付くでしょうが、ペタルの感触は非常に重要な情報であると思います。
このように素足での運転は安全運転に非常に効果があると思います。
みなさん、素足で運転してみませんか。