レンタカーで海外旅行体験記

ポートダグラスへ

無事、向きを変えることができ、なんとかケアンズの街にやってきました。
まあ、ケアンズの街の中は普通に信号がある交差点です。交通量も少なくオーストラリアでの車の運転に慣れるには こちらの方が良かったようです。
アパートメントがある場所を確認しましたが、まだチェックインするには時間が早すぎます。そこでポートダグラスに行くことにしました。

結局、さっきの1号線をもう一度北に向かいます。ラウンドアバウトを走り抜け走ります。
しかし、ラウンドアバウトはすごいもんです。幹線同士もラウンドアバウトで交差しています。
さすがに直交で交差するのは無理なので、まず1号線と91号線が最初のラウンドアバウトで合流します。そしてすぐ次のラウンドアバウトで 1号線と44号線に分岐します。こうやってラウンドアバウトで幹線同士を交差させています。 かなりの交通量ですからここを走る時は緊張します。最初の時はわけも分からず通り抜けた所です。
日本でラウンドアバウトを調べた時、1時間の通行量が600台が限界だとか説明してありましたが、とんでもありません。 100km/h 片側2車線、ほぼ切れ目なく車が走っているような道路同士がラウンドアバウトで交差してなんの問題も起こさずに車が流れています。

このラウンドアバウトで1号線から44号線に右折し、どんどん走ります。
やがで交通量も減り交差点もラウンドアバウトではなく普通の交差点になりました。そして、ついに細い道になります。 海岸線を走るくねくねの山道です。
このくねくね道を走っていると速度制限の標識が立っていました。しかし、そこには驚愕の数字が書いてあるのです。
「80」
と書いてあるのです。
ここの制限速度が80km/h?
信じられません。日本だったら絶対に40km/h制限です。そこを80km/h? あり得ません。さっきまでの道路が100km/hなのはわかります。 道がものすごく広いし回りに何もないから100km/hでいいのです。でも、ここは日本にもあるようなくねくねの細い道なのです。 そこが80km/h? 理解できません。
走っていると時々速度制限の標識が立っていますが間違いなく80と書いてあります。

しかも、この標識、制限速度が80km/hと言うより、ここは80で走れという意味の方が強いらしく後ろに車がつながり始めました。 迷惑そうについてきます。しかたなく速度を上げます。60を越えて70くらい。 でも70くらいが限界です。まるでラリーでもやっているような運転です。
そして、さらに驚くような標識が!! なんと「100」と書いてあるのです。
あなた、100ですよ、100。
100km/hと言えば高速道路ですよ。正気の沙汰とは思えません。こんな道を100kn/hで走るの?
幸い道を譲る場所があって、そこで後続車をやり過ごしました。

でも、オーストラリアってすごいもんです。
日本はお上が面倒を見すぎるのだと思います。
オーストラリアでは自己責任の考え方が徹底していて、自分の責任で安全な運転をしなければならないのです。

それに、もう一つ
日本では「止まれ」となっているような所はオーストラリアでは「give way]となっています。道を譲れという意味です。
だから、止まる必要はありません。相手の車の妨害にならなければ止まらずに走って行きます。 非常に合理的です。日本だったら優先道路に入る時に優先道路側に車がいなくても一旦停止をしなければいけません。 しかし、オーストラリアでは徐行すらしません。この方が合理的です。優先側に車がいのになぜ止まらなければいけないのでしょう?

レンタカーの時もそうでしたが非常に合理的なんだと思います。

さらに、もう一つ
踏切も一旦停止ではありません。そのまま100km/hで走り抜けます。
( と言うより止まると危ないです。100km/hで走っているのですから 道路中央で止まっている車がいたら間違いなく追突します。避けようがありません )
もう、今の時代、踏切の警報器は交通信号と同程度に信頼できるのです。昔だったら踏切の警報器が故障している可能性があるから 念のため一旦停止という事もあったでしょうが、今時、警報器が信頼できないなどという事はないのです。 信号が青ならまったく減速せずに走り抜けます。なのになぜ警報器は一旦停止なのでしょう。 だからオーストラリアでは踏切は一旦停止ではありません。
これは合理的というより日本人が頭が悪いんだと思います。
( それとも日本製の警報機は品質が悪いから信頼できないってことでしょうか? )

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